
脳のMRI像
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脳の疾患には様々なものがあるが、栄養を改善することで対応することが可能なものもあります。
脳疾患のひとつである犬のてんかんは、犬で最も多く診断される慢性神経疾患で、高齢犬だけでなく若齢犬にも見受けられま。また、認知機能不全症候群(CDS)もよく見られる疾患で、脳の老化と神経変性に関連しており、通常、高齢の犬や猫で診断されます。この2つの病気は、犬のQOLだけでなく、その飼い主のQOLも低下させます。ピュリナの研究で、中鎖トリグリセリド(MCT)を添加したフードを与えることは、CDSの症状を軽減することに役立つだけでなく、特発性てんかんを持つ犬の抗てんかん薬治療の補助として、発作の頻度を減少させることにも役立つことが示されました。