Purina は Nestlé 傘下の企業として、他の追随を許さない培養コレクションと数十年にわたる微生物叢、プレバイオティクス、プロバイオティクス研究を活用し、獣医学とペットの健康にとって有用となり得るプロバイオティクス菌株を評価しています。
Nestlé は、1970 年代から菌株を収集してきました。スイスのローザンヌにある Nestlé Culture Collection(NCC)には、遺伝子配列が決定され、カタログ化された数千種類もの菌株が含まれています。
Nestlé は、ヒトの腸から得た、初めてのビフィドバクテリウム(Bifidobacterium)属のゲノム配列、および配列が決定された初めてのラクトバチルス(Lactobacillus)属に関する論文を発表しています。1,2
Purina と Nestlé の研究者たちは、犬とヒトの微生物叢を初めて直接比較する共同研究を行いました。これは、この 2 つの種の微生物叢の類似性、および食餌に対する反応の類似性を証明した初めての研究でした。11,12
Purina は、免疫系の健康を促進し、下痢の犬猫の食餌管理に有効であることが証明された、常温保存可能なプロバイオティクスサプリメントを初めて提供した企業です。このプロバイオティクスは、エンテロコッカス・フェシウム(E. faecium)の特定菌株の 1 つで、エンテロコッカス・フェシウム(E. faecium) SF68(NCIMB 10415 4b1705)と呼ばれ、これまでの論文では、獣医療において最も研究が盛んなプロバイオティクスとなっています。また、Purina は、一部の不安行動の軽減や外的ストレスへの対応を助けることが証明された常温保存可能なプロバイオティクス(ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium longum) BL999、NCC 3001)を初めて提供した企業です。さらに Purina は、製品開発に重点を置いた研究に加え、微生物叢の健康状態や栄養の影響に関する科学的知見を深めるための研究も手がけ、そうした研究への資金提供も行っています。
Nestlé Nutrition Institute(Nestlé 栄養研究所)は、栄養学の発展を目的として 1981 年に設立された非営利団体です。詳細な情報や資料については、同研究所のウェブサイトをご覧ください。
日本語の翻訳版のない英語の記事へのリンクです。
この文書では、Purina による微生物叢研究に関する論文を、獣医学的観点から紹介しています。
これは、日本語訳のない英語の記事へのリンクです。