健康な高齢のゴールデンレトリバー犬

演習シナリオ

ジーヴァの紹介

8 歳、避妊手術済みのメス、ゴールデンリトリーバー

  • ジーヴァは、6 ヵ月に 1 回のシニア検診と定期的な血液および尿検査を受けるために来院しました。
  • 飼い主の報告では、ジーヴァは活動的で健康に見えます。ジーヴァのボディコンディションスコアは 5/9 です。
  • 数年前から、同じブランドのドライフードにさまざまなブランドの缶詰フードを少量混ぜて与えています。
  • 飼い主は、ジーヴァが高齢になってきたため、食餌の変更が適切なのではないかと考えています。市販ドッグフードは種類がきわめて多く、選択肢が広すぎるため、飼い主は適切なフード選びについてアドバイスが欲しいと思っています。

食餌を変える

ペットフードの切り替え - 犬

新しい食餌の切り替えを徐々に行うことで、消化不良やその他の問題が発生するリスクを最小限に抑えることができます。食べ過ぎにならないように、新しいフードの給餌の目安と犬の体重に対して推奨される量(ペットのボディコンディションスコアが良好であると仮定した場合)をチェックします。

1 日おきに、現在のフードの ¼ 量を新しいフードの ¼ 量に徐々に置き換えていきます。7 日後には、新しいフードへの切り替えが完了します。

消化不良を起こしやすいペットの場合は、10 日間かけて切り替えを行うとよいでしょう。

ドッグフードを別のものに切り替える4つのステップをご紹介します。1日目と2日目は、古いフードを3/4、新しいフードを1/4。3日目と4日目、古いフードと新しいフードを半々で与える。5日目、6日目、古いフードと新しいフードを1/4ずつ。7日目、新しいフードを100%使用。

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