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ライフステージ別の栄養

成長期、維持期、繁殖期、高齢期の各ライフステージにおける犬・猫の栄養要件に関する実践的な情報。

仔犬

小型犬や超小型犬の仔犬の食餌

小型犬や超小型犬の体重の単位あたりのエネルギー必要量は、中型犬や大型犬に比べて高くなっています。これは、小型犬や超小型犬では体重に対する体表面積の比率が高いためです。  

カロリー必要量やエネルギー必要量は、ペットによって大きなばらつきがあります。小型犬や超小型犬は比較的少量の食餌しか必要としないうえに、飼い主が抱き上げる傾向があるため、遺伝的に体重が増加しやすい傾向があります。正常な成長とやせ型の健康体型を維持できるように、仔犬は個別に給餌すべきです。Purina ボディコンディションスコアと体重は、自宅と獣医師による定期診察時にも継続的にチェックする必要があります。

赤いベルで遊ぶ茶白の仔犬

キーメッセージ


カンバセーション・スターター

「[仔犬の名前]ちゃんのような小型犬や超小型犬の仔犬は、生後 6~10 ヵ月の間に骨格が完全に成熟するまで、仔犬用フードを与えましょう。生後 4 ヵ月までは、仔犬が自由に食べられる給餌方法にすることもできますが、この場合は体重が増えすぎないように体型と体重をチェックする必要があります。それ以降は、1 回分を計量して給餌する方法に切り替えましょう。そうすることで、食物摂取量をコントロールし、望ましくない体重増加のリスクを軽減することができますよ。」  

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犬のボディコンディションを評価する

犬のボディコンディションはわずか 3 ステップで評価できます。

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仔犬の成長速度

身体の大きさは仔犬の成長速度に影響を与えます。

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その他のリソース

Case, L. P., Daristotle, L., Hayek, M. G.,  &  Raasch, M. F. (2011). Canine and feline nutrition (3rd ed.). Mosby. doi: 10.1016/B978-0-323-06619-8.10025-8 

Lawler, D. F. (2008). Neonatal and pediatric care of the puppy and kitten. Theriogenology, 70, 384-392.